専門店であるということ
前回、サービスエリアのお菓子を少し紹介したが、近年本当に充実している。
かなりのレベルであり、ロイヤリティが発生することもあるだろうが、皆高価である。
しかし、コンビニであれば、出さない金額をなぜサービスエリアでは払うのであろうか?日本人の消費意欲はどんどん下がっているといわれているのにである。
間違いなく下がっていると思うが、購買意欲がないわけではないということである。
自分へのご褒美や、お土産にはお金を使うのである。
お土産も自分や、家庭用に結構購入しているのではないだろうか?
これは専門店には結構痛手なのだ。
お菓子を食べる機会が増え、わざわざ個人店に足を運ぶのを面倒と感じるからだ。
よほどのネームバリューがないとわざわざ来ていただけないだろう。
では、滅びていくのだろうか?
私は淘汰は裂けられないだろうと考えている。
これからの洋菓子店は、何か一品でいいからそれに特化すべきだ。
これだけはどこにも負けないものがないとお客様を呼び込むことなど出来ない世の中になったのだ。
プリンやシュークリーム、マカロンなど特化して専門店化しているお店はたくさんある。
ただ、これほどコンビニを始め扱うところが増えると、参入が難しく感じる。
専門店化しつつ、オリジナリティを追求していけば
これからの洋菓子店のあり方が見えてくるのではないだろうか。
きれいに晴れ渡った大乗寺の丘より
暑くなりそうですね。