売買物件
もともとの地域の希望が東金沢の周辺だったので、本日賃貸ではなく売買物件を見学したいと思います。
賃貸が良いのか売買が良いのか、悩むとこですが、コスト的な面で言うとやはり賃貸がいいとは思います。
ただライフスタイルや家族構成、また出す地域によっても一概にどちらが良いとはいえないと思います。
賃貸のメリット
1. 人、街、ライフスタイルの変化へ柔軟に対応できる
2. 設備メンテナンスが店舗内だけで済む
3. まとまった初期費用がいらない
どれも非常に大きなメリットです。
特に直近の私の状況から言えば3のまとまった初期費用がいらないことはありがたいことです。
自己資本だけでオープンできるわけではなく、借り入れをしなければならない場合、借金が少ないということがいかに経営を楽にするか、また精神的にも安定するでしょう。
それに対して
デメリットは
1. いかなる場合も支払い続ける必要がある
2.極端な話、 壁の穴ひとつ開けるのにも許可がいる(店舗の場合はそんなことはないが隣や上階にも気を使わなくてはいけない)
3. 資産として残らない
3はメリットとして考える人もいるでしょうけど、そこに住まないのであればデメリットにあげてよいと思います。
では売買物件のメリットとは
1. 資産として残せる(税負担から考えるとデメリットでもある。)
2.自由に手を加えられる
3.月々の家賃の支払い義務がない
3の月々の支払いがないのはかなり助かると思います。
しかしそれは借り入れが少ない場合です。借り入れが多ければそれも家賃と変わりません。
対して、デメリットは
1. 圧倒的に初期費用がかかる
2. 住居費以外に修繕・管理費用が発生する
3. 価値が変動する恐れがある
これも3の価値変動が大きいと思います。
店舗の場合少なくとも10年、今の時代なら5.6年で経営や店舗を見直さなくてはいけません。
その際、たとえば大きなショッピングモールが建ったり、道路が出来たりで、導線が変化していたなら、移転も考えなくてはいけません。
賃貸でも厳しいのですが、売買物件であればもっと難しいでしょう。
店舗だけの話をしましたが、そこで住むことを考えれば家族構成などによっても大きく変わってきます。
冷静に全体を見て判断できるように本日も物件見学に行ってまいります。
ご先祖様、本日も日本をお見守りください。
雲の切れ間から青空がのぞいています。
沖縄に行きたくなったので
前回沖縄のことに、少し触れたせいかとても行きたくなってしまいました。
沖縄ですがはっきりいって7月8月にいってはいけません。
シーズンではありますが、日本全土が暑いときにわざわざ最南端まで行って暑い思いをする必要はありません。
沖縄の暑さは単純に温度ではありません。
暑いのではなく熱いのです。
太陽の熱線に焦がされる感じです。
痛いのです。
沖縄の気温は真夏でも32℃を越えることはありません。
気温が上がるのは一般的に温室効果であがります。
ビニールハウスをなぜ作るのか。
空気を閉じ込めたほうがより温度が上がるからです。
だから盆地は温度が上がりやすいのです。
そして照り返し、熱反射は大地のほうが水より高いです。
ましてや現代はどこも舗装していますので照り返しが昔以上に強いです。
沖縄は海に囲まれていて海水が熱を吸収してくれるので気温自体は内地ほどは上がりません。太陽光線の強さが問題なのです。
なので日陰に入り太陽光線をさえぎる長袖をきていれば、クーラーがなくとも沖縄はすごしやすいのですが、さすがに7月8月の日差しの強さは、皮膚が耐えれません。
私も若いころは放射能に焼かれたように皮膚をただれさせたりもしましたが、沖縄で焼いたとき死ぬかと思いました。体温が下がらず常に脱水症状のようになって、日焼けというかやけどの状態でした。
しかもシーズンは高いです。10~20万くらいかかります。
ホテルも高いし。
ではいつがいいのか、
ずばり今です。5月下旬から6月中旬沖縄の梅雨の時期です。
エーと思われるかもしれませんが、沖縄の梅雨はスコールの様に降ります。ざーと降ってぱっとあがりますので、その間に泳いだり観光をするのです。
また紫外線もおさえられます。
しかも安いシーズンの半分くらいで十分楽しめます。
沖縄に旅行を計画されている方、ぜひ検討してみてください。
五月もはや半月がすぎて
はやいものであと一月半で今年も半年が過ぎようとしています。
私も仕事をやめて一月半になりました。
仕事を始めて以来こんなに長いことは当然ないのですが、ようやく休みの過ごし方を身につけてきました。沖縄が好きで若い自分はよく長期休暇をいただいて、離島を旅していましたが、そのときは環境そのものが時間の流れが緩やかで、その空気に自分を合わせばいいだけなので、1日2日すればすぐになじめるのですが、街にいてはそれが出来ません。皆目的を持って行動しており、その姿にあせりも感じるのです。
今もあせりはありますが、これからの人生でこんな時間はもうとることが出来ないかもしれません。
自然に溶け込んだり、運動したり、子供との時間を大切にしたり、仕事以外にもやることはたくさんあるのだと思います。
お菓子を作る上で、というか何か物を作る仕事をする場合、心のありようがとても大切で、インスピレーションを受けるのはいつも普段の仕事の中ではなく、ふと心を落ち着かせたときのほうが多いと思います。
一生懸命にい働いて、ゆっくり頭と心を休める。
そんなサイクルの仕事が出来ればいいですね。
しかし暑い。
もう夏がやってきたようです。
暑くなってくると沖縄に行きたくなります。
沖縄の太陽。海。人。
全部好きです。
あの自然を詰め込んだ砂糖を使ったお菓子を作りたいなぁ・・・
新緑の金沢
朝から晴れるのは久しぶりで気持ちいいですね。
でもまあ、住んでみて本当に金沢は晴れ間が少ないと感じます。
関西に住んでいたとき、こんなに太陽がうれしいと感じたことはなかったです。
そもそも梅雨があるんだから、一年を通じて他の日は雨が降っちゃだめですよね。
秋になれば秋の長雨や台風、冬は北陸には雪が降って、いったいいつまで太陽を隠せば気が済むんだと思いますよね。
野田山は甘い香りにおおわれていますね。
それにともなって、虫が多くなってきました。
蜂がもうぶんぶん飛んでいて、こわい・・・
そこで蜂のネーミング、なんとかなりませんか!
特に熊蜂とスズメバチ!
クマバチって怖すぎません!?
でもクマバチって花の蜜しか吸わないんですよね。
あれってどういうことなんですか?
ぷーさんのイメージなの?
対してスズメバチ!
やさしい名前やん!
何であんなに危険生物に熊より弱い、可弱いスズメってつけるの?
ちょっと生物学者さん、考えて
最初に想定できんかったんか
という画像と内容がめちゃくちゃな日記でした。
美しい朝に・・・
新潟の少女の痛ましい事件、広島の脱走問題もそうだが、日本の警察の信頼が薄れている気がする。何万人もの人員を導入し、どうしてこんなに時間がかかるのか、礼状を一つ一つとり、手続きを踏んでいる、ご苦労は良くわかるし、警察権の拡大はそれこそ戦時中の苦い記憶から懸念すべきであろう。しかし世間的な関心が高まり、第二第三の被害が出る可能性があるなら、特別立法を限定的に認めるべきではないだろうか。
犯罪の質が変わり、ネットやSNSが利用され現行法では追いつかなくなっていると同時に、冤罪をかぶせようとすれば、簡単に拡散できるようになった現代では、警察権力と民間の第三機関(ネット対策、マスメディア規制)と協力する形で、たとえば空き家の強制調査権を認めるなどの特別措置は必要だと思う。
今も昔も弱い立場の子供や老人、女性が被害にあうという構図は変わってはいないが、事件の巧妙性、不可視か、闇の深さが拡大の一途をたどっており、また被疑者を警察の発表を待たずして、マスコミだけでなく、ネット上でもさらされ、冤罪を含め、社会全体が萎縮し、出来るだけ目立たないように生きていかなければとなってしまっているのが寂しい限りである。
ここのところの天気の悪さから、気持ちが沈んでいたのかな。
昔の業者様とお会いし、今後の店舗の物件探しや進め方など専門家ではないのにいろいろ親身に話が出来て、少し心が軽くなりました。
いい場所はなかなかめぐってきませんね。
当たり前です。
いい縁を引き込めるように毎日を謙虚につつましく生きていこうと思います。
苦労が多い分、きっと喜びも大きいでしょうから。
本日は本当になんか久しぶりにいいお天気ですね。
大乗寺公園より
晴れ渡った金沢の朝
さくらんぼも芽吹いた初夏の桜
葉桜も美しい。
そういえば園遊会だったか、桜が散ってしまって葉桜になってしまったことを
非難しているマスコミもあったが、つまらないことに時間を割かないでほしいですね。
葉桜だって美しい。
一年を通じて四季を感じて、それぞれの美しさをたたえるのが日本人の心だと思うのですが・・・
非難しないと存在価値がないと思っているのかな。
雨もまた良し・・・
鳴かぬなら・・・
という枕から始まる句がある。
戦国時代の雄、3武将をそれぞれたとえて
と後世の詩人が作ったらしい。
作者不明とのことだが・・・
対して、経営の神様といわれた松下幸之助翁の言葉に
「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス」
というのがあるといわれている。
それぞれのよさを認めつつ、個性や人格を活かす、まさに人に光を当てていく経営者、幸之助の名言として残っています。
そこから、
ホトトギスは、鳴かないときも、ホトトギスであることに変わりない。
「自然のままでいいではないか」という考え。
として捉えられることもしばしばあります。
ただ私の印象としてはこの句は、世の盛衰に流されてはいけないという、強い句であると思っています。
なにかにつけて私たちは、「今の時代は」とか、「今の政治は」とか、「あの上司」はとか、自身の環境を嘆きながら生きています。ネットが普及して、それが炎上という形で顕著に現れていると思います。すべてではないと思いますが、根底にねたみや嫉みがエネルギーの源泉となっているように見えます。そこに怒りの感情など火をつける力はありますが、感動はありません。
経営をしているとどうしようもない世の流れ、流行廃りを超えて、大きな時流に飲み込まれることは必然でしょう。それを嘆いても仕方ない。
洋菓子の世界もそう。少子化もそう。高齢化もそう。人の考え方や生き方の変化で起こったことですが、その大きな流れの多くは人の力ではどうしようもありません。
好景気ももちろんいいが、不景気もまた良いではないか。どうして売ろうか、どうしたら喜んでもらえるか、真剣に悩み考え抜く強さが見につく。
世の時流は変化する、それを世の中や政治家の責任にしても仕方ない。
その中でどう考え、どう行動するかだ。
松下幸之助翁はそういった想いを句に盛り込んだ気がする。
金沢は雨も多く、冬には雪が降る。だからこそ雪に耐える忍耐力が身に尽くし、春の日差しのあたたかさに感謝できる。
人生は考え方ですべて変えられると思うのである。
まあ、なかなかその境地には達しませんが・・・
今朝も少し雨が降りました。
雨上がりの緑の美しさの中に、この句を思い出しました。
「雨降れば それもまた善し 菓子の樹や」
おそまつでした。