kashinokiの日記

ケーキ屋をオープンするまで

美しい朝に・・・

新潟の少女の痛ましい事件、広島の脱走問題もそうだが、日本の警察の信頼が薄れている気がする。何万人もの人員を導入し、どうしてこんなに時間がかかるのか、礼状を一つ一つとり、手続きを踏んでいる、ご苦労は良くわかるし、警察権の拡大はそれこそ戦時中の苦い記憶から懸念すべきであろう。しかし世間的な関心が高まり、第二第三の被害が出る可能性があるなら、特別立法を限定的に認めるべきではないだろうか。

犯罪の質が変わり、ネットやSNSが利用され現行法では追いつかなくなっていると同時に、冤罪をかぶせようとすれば、簡単に拡散できるようになった現代では、警察権力と民間の第三機関(ネット対策、マスメディア規制)と協力する形で、たとえば空き家の強制調査権を認めるなどの特別措置は必要だと思う。

今も昔も弱い立場の子供や老人、女性が被害にあうという構図は変わってはいないが、事件の巧妙性、不可視か、闇の深さが拡大の一途をたどっており、また被疑者を警察の発表を待たずして、マスコミだけでなく、ネット上でもさらされ、冤罪を含め、社会全体が萎縮し、出来るだけ目立たないように生きていかなければとなってしまっているのが寂しい限りである。

 

ここのところの天気の悪さから、気持ちが沈んでいたのかな。

 

昔の業者様とお会いし、今後の店舗の物件探しや進め方など専門家ではないのにいろいろ親身に話が出来て、少し心が軽くなりました。

いい場所はなかなかめぐってきませんね。

当たり前です。

いい縁を引き込めるように毎日を謙虚につつましく生きていこうと思います。

苦労が多い分、きっと喜びも大きいでしょうから。

 

本日は本当になんか久しぶりにいいお天気ですね。

 

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大乗寺公園より

晴れ渡った金沢の朝

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さくらんぼも芽吹いた初夏の桜

葉桜も美しい。

そういえば園遊会だったか、桜が散ってしまって葉桜になってしまったことを

非難しているマスコミもあったが、つまらないことに時間を割かないでほしいですね。

葉桜だって美しい。

一年を通じて四季を感じて、それぞれの美しさをたたえるのが日本人の心だと思うのですが・・・

 

非難しないと存在価値がないと思っているのかな。

 

雨もまた良し・・・

鳴かぬなら・・・

という枕から始まる句がある。

戦国時代の雄、3武将をそれぞれたとえて

「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」 織田信長

「鳴かぬなら 鳴かして見せよう ホトトギス」 豊臣秀吉

「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」 徳川家康

と後世の詩人が作ったらしい。

作者不明とのことだが・・・

 

対して、経営の神様といわれた松下幸之助翁の言葉に

「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス

というのがあるといわれている。

 

それぞれのよさを認めつつ、個性や人格を活かす、まさに人に光を当てていく経営者、幸之助の名言として残っています。

そこから、

ホトトギスは、鳴かないときも、ホトトギスであることに変わりない。

「自然のままでいいではないか」という考え。

として捉えられることもしばしばあります。

 

ただ私の印象としてはこの句は、世の盛衰に流されてはいけないという、強い句であると思っています。

なにかにつけて私たちは、「今の時代は」とか、「今の政治は」とか、「あの上司」はとか、自身の環境を嘆きながら生きています。ネットが普及して、それが炎上という形で顕著に現れていると思います。すべてではないと思いますが、根底にねたみや嫉みがエネルギーの源泉となっているように見えます。そこに怒りの感情など火をつける力はありますが、感動はありません。

 

経営をしているとどうしようもない世の流れ、流行廃りを超えて、大きな時流に飲み込まれることは必然でしょう。それを嘆いても仕方ない。

洋菓子の世界もそう。少子化もそう。高齢化もそう。人の考え方や生き方の変化で起こったことですが、その大きな流れの多くは人の力ではどうしようもありません。

 

好景気ももちろんいいが、不景気もまた良いではないか。どうして売ろうか、どうしたら喜んでもらえるか、真剣に悩み考え抜く強さが見につく。

世の時流は変化する、それを世の中や政治家の責任にしても仕方ない。

その中でどう考え、どう行動するかだ。

松下幸之助翁はそういった想いを句に盛り込んだ気がする。

 

金沢は雨も多く、冬には雪が降る。だからこそ雪に耐える忍耐力が身に尽くし、春の日差しのあたたかさに感謝できる。

人生は考え方ですべて変えられると思うのである。

まあ、なかなかその境地には達しませんが・・・

 

今朝も少し雨が降りました。

雨上がりの緑の美しさの中に、この句を思い出しました。

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「雨降れば それもまた善し 菓子の樹や」

おそまつでした。

 

美味しいコーヒーのはなし

ケーキと一緒に飲む飲み物といえばなんなんでしょうか。

金沢の場合、お茶でしょうか?

確かに、和菓子文化が根付いているので、お茶を飲む人も多いと思います。

 

でもやっぱりケーキにはコーヒーではないでしょうか。

僕ももともとそこまでコーヒーが好きではありませんでしたが、パティシエという職業についてからはコーヒーを毎日飲むようになりました。

 

喫茶店やカフェでももちろんいいですが、やっぱり高いですよね。

コンビニのコーヒーでも十分美味しいですし、

そんなに変わりません。

そんななか、カフェでコーヒーを買ってもらおうと思うと雰囲気を売っていかなくてはならず、設備投資にお金をかけるようになりました。

雑貨店もそうですが、カフェが儲からない理由はそこにありますよね。

 

洋菓子店の影響としては、雑貨店やカフェが雰囲気作りのために焼き菓子を中心とした、ケーキを出し始めたことです。さらにコンビニがこれに追随しています。

前回も述べましたが、そのためケーキ屋の専門店化、高価格化が進んでいる原因の一端になっています。

時代を読むのは難しいですが、そういう流れを予測しながら商売していくのが、大切なことですね。

 

さて、では私はどこでコーヒーを飲んでいるかというと、メインは自宅です。

お金もかかりませんし、何かしながら、まさに今ブログの更新をしながらでも飲むことが出来てありがたいです。(カフェでやっている人もいますね・・落ち着くのかな?)

 

家で飲むときは焙煎した豆を買ってきて、家でひいて、ハンドドリップで落とします。

香りがたまりません。といいますか、コーヒーは香りを飲むものといってもいいですよね。

なので、某〇〇コーヒーのようにただあっためているだけのコーヒーなんて飲む価値ありません、けど流行ってますね。まあ、おしゃべりの時間と安いトーストがメインなんでしょうけど・・

私の師匠は長野で自家焙煎のお店を10年位前に始めましたが、わざわざ飲みにはなかなかいけませんし、取り寄せるのにはお金がかかりすぎますので、金沢市内で豆を買うようにしています。

よく買う自家焙煎のお店を紹介すると、

 

1豆の樹さん

〒921-8162 石川県金沢市三馬3丁目195

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tabelog.com

とにかく店主の人の豆への想いが強いお店。

世界中の変わった豆を飲むことが出来ます。

単一豆を飲みたいときはおすすめです。

 

 

2コーヒーマート本店

 〒921-8002 石川県金沢市玉鉾2丁目27

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www.coffee-mart.jp

 

親子2代で続いている老舗

もともと喫茶店などに対しての卸が中心でしたが、お客様の飲んでいる

姿を見たいということもありBtoBからBtoCへと展開していったお店です。

なにより鮮度がすばらしい。たくさん仕入れて焙煎できる売り込み先があるからでしょうね。

お湯を注いでも下に落ちるまでかなりの湯量を使います。(鮮度の良い豆ほど良く吸水する)

最近利用したばかりなのですが、とても美味しかったです。

 

 

3ラインハイト

〒920-1151 石川県金沢市田上町 51 街区 4

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www.reinheit-cafe.com

 

夫婦でされているお店。

まだオープンして5年も経っていないと思います。(2018年5月現在)

最も利用するお店です。。

いろいろ美味しい豆ですが、

ラインハイトブレンドがおすすめ。

バランスがいいんですよね。

美味しくても飲みやすいです。

 

ケーキ業界とバッティングすることなく

ともにお客様の生活に寄り添うことが出来たらよいですね。

 

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昔のケーキ

まだスマホのない時代。

ガラケーで撮った写真を整理してみましたら、

いくつかケーキの写真を見つけました。

いやぁ、若い。

なんかはずかしい。

とにかく9割いらん写真ですね。

いまのスマホを見ても

8割、9割いりません。

 

なんでみんなカメラ好きなんですかね。

高校生のバス待ちとか見たら、ほぼ全員スマホ見てますモンね。

ほかにやることないんでしょうかね。

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どこだったかなー、

高知だったかな、四万十の栗が栗の風味が豊かだったから、

1ヵ月くらいだしたかなー

まだ四万十栗あるのかな?

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チーズフェアを企画したときに作ったケーキ

中はフランボのぺパンかなんかだったかな。

レシピはもうないな

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抹茶ロール

なんか特別なロールだったような・・・

あっ、ワラビもちロールだ!

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あはは

とにかく桃を乗せたタルト

へたくそですねー・・・

いや、試作ですから。

 

またあればのせます・・・

 

つつじ満開

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本日もいいお天気です。

金沢にいるのを忘れてしまいそうですね。

大乗寺公園の朝です。

 

大乗寺公園は今つつじが満開。

咲き誇ってますね。

ゴールデンウィークに訪れる人もいるのではないでしょうか?

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なんか野花のブログ見たくなってきましたね。

でも実際休職中って物件探して、見つかるまでは

ちょっとしたデスクワーク以外やることないんですよね。

やっぱり短期で働こうかな・・・

 

大乗寺にもありました、母が好きだった

藤の花

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僕の我慢がいつか実を結び、果てない波が・・・

空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B05861

 

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庭ではなく大乗寺公園の花水木

花水木の花言葉

20世紀初頭に日本からアメリカに桜を贈ったことに対する

お返しとして贈られたのが、花水木。

そこから「返礼」というのが日本の花言葉としてあるようですね。

 

海外では「durability(永続性、耐久性)」そのほかに「love undimanished by adversity(逆境にも耐える愛)という花言葉があるようですね。

なるほど一青窈さんのハナミズキの歌詞にはそのへんが関わってくるのですね。

 

僕の我慢がいつか実を結び

果てない波がちゃんと止まりますように
君と好きな人が百年続きますように

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B05861

 

歌詞は聞き手の気持ちで聞いて

それぞれ解釈して歌というのは完成するものだと思うので

今の自分には応援歌のように聞こえますね。

本当に名曲です。

 

実際の意味は

9.11のテロに対する想いを歌詞にして

歌ったもののようですね。

 

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つぼみをあげよう
庭のハナミズキ

 

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が百年続きますように

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B05861