シュークリームの美味しさって・・・なに?
今日はあいにくの雨で朝は散歩に出かけられない一日。
昼に少しあがったので近所の本屋さんまでお散歩。
なかなか物件が見つからないので、といってもまだ一週間も経ってませんが・・・
今日はシュークリームのお話。
シュークリームは実のところ10代のころから作っているので20年以上作ってますね。
何店舗か経験しましたが、作るのも食べるも大好きな商品です。
簡単に言うと水と油分(バターが多い)を溶かしてそこに小麦後を入れてよく混ぜ小麦粉をα化(でんぷんを湖化)させてそこに卵を入れて合わせていくというもの。
卵を入れる量がその人のセンスによるところが大きい。
僕は出来るだけ卵を入れた生地が好き。
やわらかいものから硬いタイプのものまで皮の種類は千差万別。
ここはもう好みです。
どちらも好きだけどその場で食べるなら硬いほうが美味しいと思います。
そのほうが小麦粉の味がしっかり楽しめるからです。
原材料だけ見たら、これが本当にお菓子になるのかな、って最初造ってるところを見た時思いました。
それがオーブンの中でむくむく膨らんで、焼きあがってくるのを見るだけでもわくわくしたものです。
今も変わらず、作っていて一番楽しく、わくわくさせてもらえるお菓子です。
クリームはクレームパティシエールといって、フランス語でお菓子屋さんという意味。
まさに菓子屋の基本中の基本のクリーム。
だからこそ作り手の想いが最も表れるクリームだと思います。
本当に美味しいですよね。
僕のお店では黒糖か粗糖を使ってシンプルながら、深みのある何度でも食べたいシュークリームに出来るように試作したいな・・・
と思う今日この頃でした。