kashinokiの日記

ケーキ屋をオープンするまで

さあ大阪へ

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けさの大乗寺公園

今日の夜は日本代表の第2戦ですね。

これだけ盛り上がると見たくなくなってしまうひねくれものです。

 

明日は大阪に行こうと思います。

帰りに滋賀県にある前々からいってみたかったお店に行こうと思います。

 

そこは伝統的なフランス菓子を作りながら、

病院とコラボしながら、糖質制限のお菓子も販売しています。

糖質制限のお菓子を昔開発していた経験が僕にもありますが、

どうも味が好きになれなかったことと、

洋菓子屋なのに砂糖を否定するのも嫌でした。

 

どうすれば砂糖を必要な栄養素に出来るのか、

そのことにぶつかって行き着いたのが、

「粗糖」でした。

ミネラル分を含み素朴な色合いのお砂糖です。

 

そういう中で糖質制限を考えていこうと思っています。

特別なことをしなくても僕らには2000年を超える歴史があります。

2500年以上かけて培った食文化を大切にしながら、

時代に合わせていこうと考えています。

 

そのヒントをつかむいい旅にしたいですね。

物件探しは続く  

いまだに物件探しが続いています。

もっとぽんぽんと出てくると思っていましたが、そう甘くはありませんね。

最近は名古屋のコルネルコさんの影響もあり、古い中古物件にも目を向けています。

 

やはりそこで暮らせる、住めるというのは大きいですよね。

単純に家賃だけでもそうですが、特に時間のメリットが大きいです。

ただ、気分が常に仕事から離れられなくなりますけど・・・

 

金沢は歴史ある町なので京都のように古民家が多いと思っていたのですが、実際はそんなに多くありません。

金沢の人はやっぱり武士の街なので、交通機関の発展に町がマッチングしなかったのでしょうね。

車社会になったとき、細い路地道が風情を出す前に結構建て直してしまったのですね。

京都は貴族の街なので、碁盤の目の町並みが、いまだに京都を京都らしい建物を崩さずに発展してきました。

 

とにかく初期投資をいかに抑えて少人数で商売を始められるか、現在出来る僕の経営者としての仕事はその計画を練っていく事です。

 

明日も古民家を見てきます。

名古屋のケーキ屋さん

名古屋に行ってまいりました。

東京はともかく、大阪も名古屋もボクから見ると面白いお店はありません。

というのもとても閉鎖的だと感じるからです。

それでいて経済的には発展しているので、冒険しなくともある程度、固定費にさえ

気を配っていればお店を運営していくことは可能です。

しかし近年人件費の高騰が都市部の経営を圧迫しております。

もはや、洋菓子の個人店がだんだん力をつけてお店を大きくしていくことが出来ない時代になりました。

 

そういう時代の変化の中小さくてもきらりと光る店を作れるかどうかが、成功の鍵であると思い、小さな店舗を中心に名古屋をめぐりました。

 

1コルネ専門店コルネルコ

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今回の拠点的なお店

コルネの専門店であり今回、開業に際して商品面でも経営面でも勉強させていただいたお店。

商品はコルネのみではあるが、味は定番5種類プラスマンスリー的に2種類。惣菜系のカレーやかにサラダなどを販売

店主一人で運営しているお店

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2プラスオソレイユ

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京都のグランバニーユのようなお店。

ただ100円くらい単価は安い

本格的なフランス菓子をアレンジした商品が多い

エーグルドゥースのようなお店。

 

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3レクランドユミコ

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雰囲気のある女性オーナーのお店

おしゃれな街の雰囲気にとても合っていますし

高級菓子を扱うお店

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出してるお菓子は奇抜さはなく庶民的

 

3フィナンシェ専門店フィナンシェリーアッシュ

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ドーナツ専門店があるなら、フィナンシェもありとのことかな。

金沢では駅前、片町などの街中以外では難しい商売形態。

 

4カルチェラタン

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チョコレート工芸で世界的な評価を集めているお店

おしゃれですが、顧客は地元の人も多い

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一般受けのするお味

 

梅雨かな?

今日は天気がいまいちぱっとしませんね。

台風がもう近づいてきてるんですね。

日本独特の気候風土が少しずつ変わってきているのでしょうか。

気候風土は文化の根幹です。

 

気候風土で採れる植物や動物が決まるからです。

日本は海に囲まれていること、雨が多いこともあり、魚や木の実を取ることに恵まれていました。そして外敵の進入がないことが米文化を育てました。

今日の平和は先の大戦で得たものではありません。

いやむしろ欧米の脅威にさらされ失ってしまった平和を取り戻すための戦いだったといっても良いでしょう。

神武天皇が即位した年を皇紀元年とした独自の歴史を構築して来た日本の、実に2600年以上に及ぶ国家観はこの気候風土によるものが大きいのです。

 

ですので、桜の花が咲くころに入学入園をあわせ、田植え、稲刈りのころに春祭り。秋祭りをすることで、私たちの国は文化を育んできたのです。

今日の気候変動はそれを根幹から揺るがすことになりかねない、大変な事態なのです。

単なる異常気象ではなく、もちろん環境破壊もありますが、大きな地球のうねり、数万年単位の気候変動が起こっていることでしょう。

そんな中で私たちの祖先が築き上げたこの国を、どこまで守っていけるのでしょうか?

今日の異常な事件も、ひいては日本を守ってきた村の意識、社会のつながりの崩壊も気候変動が根本のところで人々の不安感を作っているような気がしたなりません。

 

私は洋菓子屋ですが、そのような日本の文化を大切にしたいと考えていますし、だからこそ異国の文化であるフランスを中心とした洋菓子文化に敬意を持っています。

 

それぞれ他国の文化を尊重し、自国の文化に誇りを持ち続けることの出来る社会は、歴史に対する誇りであり、先人に対する誇りに他なりません。

そういった文化が食文化も育んでいくんです。

食べ物を大切にしない国は、発展しません。人の生活、文化、歴史観を支えてくれるものだからです。

 

梅雨はじめじめと嫌ですが、この梅雨こそが日本の米文化を支え、成長への期待、収穫の感謝、そのたくわえで厳しい冬を過ごし、春の喜び、祈りを生むのです。

菓子文化がヨーロッパの歴史、文化を尊重し、日本の菓子文化と融合していくためにも今の気候風土をわれわれのできる範囲内で守っていき、正しく自然を畏れて生きたいと思います。

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もやに覆われた金沢の町並み

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大乗寺公園のあじさい

 

梅雨の時期でも楽しませてくれる花があるのはすばらしいですね。

専門店であるということ

前回、サービスエリアのお菓子を少し紹介したが、近年本当に充実している。

かなりのレベルであり、ロイヤリティが発生することもあるだろうが、皆高価である。

しかし、コンビニであれば、出さない金額をなぜサービスエリアでは払うのであろうか?日本人の消費意欲はどんどん下がっているといわれているのにである。

間違いなく下がっていると思うが、購買意欲がないわけではないということである。

自分へのご褒美や、お土産にはお金を使うのである。

お土産も自分や、家庭用に結構購入しているのではないだろうか?

 

これは専門店には結構痛手なのだ。

お菓子を食べる機会が増え、わざわざ個人店に足を運ぶのを面倒と感じるからだ。

よほどのネームバリューがないとわざわざ来ていただけないだろう。

では、滅びていくのだろうか?

 

私は淘汰は裂けられないだろうと考えている。

 

これからの洋菓子店は、何か一品でいいからそれに特化すべきだ。

これだけはどこにも負けないものがないとお客様を呼び込むことなど出来ない世の中になったのだ。

 

プリンやシュークリーム、マカロンなど特化して専門店化しているお店はたくさんある。

ただ、これほどコンビニを始め扱うところが増えると、参入が難しく感じる。

専門店化しつつ、オリジナリティを追求していけば

これからの洋菓子店のあり方が見えてくるのではないだろうか。

 

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きれいに晴れ渡った大乗寺の丘より

暑くなりそうですね。

金沢に帰還

遠い

 

やっぱり静岡は遠いですね。

 

 

お葬式のあとにケーキ屋さんに寄ろうかと考えていましたが

 

 

とてもそんな余裕も元気もなく帰ってきました。

 

 

かわりに途中寄ったサービスエリアのケーキを撮影

 

 

 

いやぁレベル高い。

 

 

 

買わないけど

 

 

 

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